openVINO フルパッケージ(2021.1)をインストール(追加)

openVINO フルパッケージをubuntuにインストールする(Ver.2021.1対応)

以前、openVINO フルパッケージをubuntuにインストール(改訂版)で ubuntuへopenVINO 2020.3のインストールしたが、今回は 2021.1 を追加インストールしたのでメモ。

使用したubuntuのバージョンは18.04。

ソフトウェアのダウンロード

Intelへの登録

前に登録したときに通知されたURLから「Choose Version」でバージョン選んでダウンロードできる。
新しく登録しなても大丈夫(登録方法は前回のメモ参照)。

ダウンロード

登録したメールアドレス宛にメールが届くので、その中のDownload>をクリック
開いたページでダウンロードするバージョンを選択して、Full Packageをクリックしてダウンロードファイルを保存
※ 登録しないとダウンロードさせてくれないみたいなので、ダウンロードファイルへの直リンクは記載をやめとく。

python 環境の準備

これは前回と同じ。

インストール

必要なパッケージのインストール

前回のメモと同じで大丈夫だが、
cmakeはaptでインストールしたバージョンだと古くてNGといわれてしまうので、
別途本家からダウンロードしてインストールする(ubuntu 18.04の場合。20.04だとたぶんaptでインストールしたので大丈夫)。

openVINOのインストール

インストール手順も前回のメモと同じで大丈夫。

完了したらこれが表示されるページのURLは以下に変更されている。
https://docs.openvinotoolkit.org/2021.1/openvino_docs_install_guides_installing_openvino_linux.html#install-external-dependencies

インストールスクリプト実行後の設定

2020.3インストール済みだと端折っても大丈夫かと思ったけど、微妙にパッケージ増えてたりするので、再度やった方が良い。
環境変数の設定のために、~/.bashrcに記述する処理は以下に変更(openvinoopenvino_2021)。

source /opt/intel/openvino_2021/bin/setupvars.sh

[!WARNING] install_openvino_dependencies.shを実行すると、再度aptcmakeがインストールされてしまいます。
openVINOのインストール完了後であればcmakeのバージョンが古くても大丈夫ですが、
気になるなら、再度アンインストールとシンボリックリンクの作成を行います。
(実行前にinstall_openvino_dependencies.shを編集してcmake消しておいても良いけど)

Steps for Intel® Movidius™ Neural Compute Stick and Intel® Neural Compute Stick 2

これは2020.3インストール済みだと端折ってもOK。
初めてインストールなら前回のメモを参照。