MSYS2とgccのインストール

WindowsにMSYS2とgccをインストールした時のメモ

概要

Windows環境でLinuxライクな環境を使用できるMSYS2
gcc は単体で配布されている MinGW-W64-binariesを使っていたが、 MSYS2で管理されているものに切り替えてみた。

MSYS2のインストール

大体以下の感じでインストールできる。

MSYS2の設定

後でWindowsTerminalから使えるようにするからやらなくても良いけど、ま、気持ちの問題なので。

最新版にアップデート

MSYS2を起動して以下を実行(ubuntuのapt update && apt upgradeに相当)

pacman -Syuu

何か聞かれたらYを入力
ウィンドウが閉じられたら再度MSYS2を起動
再度MSYS2を起動したらもう一回 pacman -Syuu を実行

開発ツールのインストール

MSYS2を起動して以下を実行
(make、gcc、gdbなどのインストール)

pacman -S base-devel
pacman -S mingw-w64-ucrt-x86_64-gcc
pacman -S mingw-w64-ucrt-x86_64-gdb

PATHの変更

MSYS2のbashで実行する際はpathは設定済みだが、 コマンドプロンプト等で実行するためにWindows側のPATHを変更する。

念のためここでPCを再起動する。
(PATHの変更が有効にならない場合がある)

WindowsTerminal にMSYS2を登録

MSY2のデフォルトのターミナルはminttyだが、いつも使っているWindowsTerminalで使えるようにする。

VS CodeのターミナルでMSYS2のBashを使用する方法

VS CodeのターミナルでもMSYS2を使えるようにしておく。
(別ウィンドウでWindowsTerminalから実行すればいいんだけど)

[!NOTE] ファイルは ユーザだと、%APPDATA%\code\User\settings.json
ワークスペースだとワークスペース下の.vscode\settings.json

[!NOTE] デフォルトのプロファイルをBashにすると悲しい結果が待ち受けているのでやらない方が良さそう